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Session Guitarist Picked Acousticから謎の時計音?原因はMIDIのモジュレーションだった!

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Native Instrumentsの「Session Guitarist – Picked Acoustic」を使っていたところ、ギターの音に混じって、時計の秒針のような「カタッ、カタッ」という謎の音が鳴るようになりました。最初は小さな音で、再生している最中はあまり気になりません。しかし、音が途切れたり、最後の音を伸ばしたりすると急に目立つようになります。

最初は音源の不具合かと思い、いろいろな方法を試しましたがなかなか解決しません。最終的に原因を突き止めることができたので、今回はその経緯と解決方法を紹介します。

1. Picked Acousticから聞こえる謎の音

問題の音は、時計の秒針のような一定のリズムで鳴る小さな音です。ギターの再生中は聞こえづらいのですが、音がなくなると急に存在感が出てきます。

最初は気のせいかとも思いましたが、MIDIの状態でも同じ音が聞こえます。つまり、オーディオに書き出したときに発生するノイズではなく、音源を再生している段階ですでに鳴っているようです。

特に曲の最後、ギターの音を伸ばしている部分で分かりやすく聞こえました。

「カタッ、カタッ」ってやつです。

2. まずは考えられる原因を一つずつ確認

原因が分からないので、まずは基本的なところから確認していきました。

試したことは以下のとおりです。

  • 音源のノイズフロア(Noise Floor)をゼロにする
  • Picked Acousticとは別のインストゥルメントを立ち上げて確認する
  • 右チャンネルだけ、左チャンネルだけで聴いてみる
  • 別のヘッドホンに交換してみる
  • Kontaktをアップデートする
  • Picked Acousticの音源をアップデートする

これだけ試しても、時計のような音は消えません。

音源の設定なのか、Kontaktの問題なのか、それともオーディオ環境なのか……。いろいろ試しても改善せず、正直、頭を抱えてしまいました。

3. モジュレーションホイールを操作すると異音が消える?

ここで、少し違う方法を試してみました。異音が鳴っている状態で、MIDIキーボードのモジュレーションホイールを動かしてみたのです。すると、不思議なことに時計のような音が一瞬消えました。

そこで、Picked Acoustic側のモジュレーションをゼロにしてみると、異音が消えます。しかし、曲を再生していくと、また同じ音が鳴り始めます。ここでようやくひらめきました。

「もしかして、MIDIデータにモジュレーションの情報が残っているのでは?」

4. 原因はMIDIに入力されていたコントロールチェンジ(CC)

さっそくMIDIデータを確認してみました。すると、なんと1小節だけモジュレーションのコントロールチェンジ(CC)データが入力されているのを発見!モジュレーションホイールを操作したときに反応があったのも、これで納得です。この不要なコントロールチェンジのデータを削除して、もう一度再生してみました。

すると……

時計のような異音が消えました!

原因は音源の故障でも、Kontaktの不具合でもなく、MIDIデータに残っていたモジュレーションの情報でした。

5. 今回のトラブルから学んだこと

今回の問題は、原因が分かってしまえば非常にシンプルなものでした。しかし、音源の設定やアップデート、ヘッドホンの交換など、いろいろなところを確認したため解決までに時間がかかりました。

今回、特に良かったと思うのが、楽器ごとにオーディオ化して確認したことです。最後の音を伸ばしたところで異音に気づきましたが、よく聴いてみると曲中にも同じ音が混じっていました。

もし最後の部分を確認していなければ、そのまま見逃していたかもしれません。また、MIDIのコントロールチェンジは、音符とは別に音源のパラメーターを操作する情報です。

そのため、MIDIノートだけを確認していても、不要なコントローラー情報を見逃すことがあります。同じような症状が出た場合は、音源の設定だけでなく、MIDIデータのコントロールチェンジも確認してみてください。

コントロールチェンジは使ったら片そう・・・(自戒)

まとめ

今回はSession Guitarist Picked Acousticから聞こえる謎の時計音について、原因と解決方法を紹介しました。最終的な原因は、MIDIデータの1小節に入力されていたモジュレーションのコントロールチェンジでした。

音源のアップデートや設定変更を試しても解決しない場合、MIDIデータそのものに原因が隠れていることもあります。DTMでは、音源やプラグインだけでなく、MIDIデータの確認も大切ですね。同じような症状で困っている方の参考になれば幸いです。

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