こんにちは!しんろっくです。「East Asiaって、どんな音源だろう?使いこなせるかな?」と感じている方、この記事がその疑問を解決します!East Asiaは、東アジアの伝統楽器を収録した高品質な音源で、映画音楽やゲーム音楽、和風BGM制作に最適です。初心者の方でもすぐに使えるように、特徴や基本操作、効果的な活用法をわかりやすく解説します。この記事を読めば、EastAsia音源を自分の制作に取り入れる第一歩を踏み出せるはず。それではいってみましょう!
和楽器なんて演奏したこともないのにつかえるかな・・・
キーを一つ押すだけで演奏することもできるそ!
自己流で和楽器を使うっていうのもいいんじゃない?
East Asiaの特徴
EastAsiaが選ばれる3つの理由
収録楽器の多様性
- 日本・中国・韓国の民族楽器が収録されていて三味線や琵琶、二胡、箏、太鼓など38種類の旋律楽器と打楽器が入っています。ソウル、深圳、東京において各界の名人による演奏を綿密にレコーディングしています。
音質の良さ
- かなりリアルな表現力です。これは聴いてもらったほうが早いです。
これは箏の音源です。ポチっとキー押しただけでこの演奏が鳴ります。うーんリアルですね。
直感的な操作性
- 初心者でも扱いやすいシンプルなインターフェースです。
Native Instrumentsが作成したEAST ASIAの紹介ビデオがあります。すごくかっこいい動画なので見てみてください。これを見れば雰囲気を感じれるとおもいます。イングリッシュです。
East Asiaしんろっくの使い方
ボクは基本的に直感的に操作するんで説明書的なものは読まないでやります。やっていてわからなかったら調べるっていう方法です。このEast Asiaを使って作った曲があります。
冒頭の尺八。これはこんな風になったらカッコいいな。なんて思っていれました。あとは12秒から始まる三味線でメロディーを奏でるだけです。設定など細かなところもいじってないです。
こんな風に直感的に操作してもまあまあの曲にはなったと思います。こうやって曲を作っていってもっとこうしたいとかここのアーティキュレーションをもっと表現よくしたいとかになってから少しずつ勉強していけばいいかな。と思いながら進めていっています。
収録楽器の種類
日本
種類 | 楽器名 |
---|---|
メロディ | 篳篥 (HICHIRIKI)、箏 (KOTO)、尺八 (SHAKUHACHI)、三味線 (SHAMISEN)、笙 (SHO) |
パーカッション | 鉦 (KANE)、鞨鼓 (KAKKO)、小鼓 & 大鼓 (KO-TSUZUMI & O-TSUZUMI)、宮太鼓 (MIYA-DAIKO) |
桶胴太鼓 (OKEDO-DAIKO)、締太鼓 (SHIME-DAIKO)、鉦鼓 (SHOKO)、釣太鼓 (TSURI-DAIKO) |
中国
種類 | 楽器名 |
---|---|
メロディ | 笛子 (DIZI)、二胡 (ERHU)、古筝 (GUZHENG)、古琴 (GUQIN)、琵琶 (PIPA) |
揚琴 (YANGQIN) | |
パーカッション | 板鼓 & 梆子 (BANGU & BANGZI)、大鈸 & 鐃鈸 (DABO & NAOBO)、大锣 & 小锣 (DALUO & XIAOLUO) |
韓国
種類 | 楽器名 |
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メロディ | アジェン (AJAENG)、テグム (DAEGEUM)、カヤグム (GAYAGEUM) |
パーカッション | チン (JING)、ケンガリ (KKWAENGGWARI)、サムルプク & ソリプク (SAMUL-BUK & SORI-BUK) |
サムルチャング & サンジョチャング (SAMUL JANGGU & SANJO JANGGU)、ソゴ (SOGO) |
日本14種類の楽器、中国12種類の楽器、韓国10種類の楽器が収録されていてどの音源も高クオリティー!!
MIDIフレーズの編集や活用法
1のEditを押すと、MIDIフレーズの編集画面が表示され、上部にある●○を押したり押さなかったりで手軽にフレーズを変更できます。それと2のTraditionalとContemporaryから希望する音色をおっていけます。Traditionalが伝統的な音楽。Contemporaryが現代の音楽にわかれています。
このボタンからドロップ&ペーストするとMIDIフレーズが入力されます。MIDIなのでこれを自分流にイジることができます。
下写真1のようにプロが演奏したものをMIDIフレーズとしてみることができます。それと2のようにベロシティなどもみれるので本当に勉強になります。
下写真1でスケールを選択します。選んだスケールで鍵盤の色が変わります。平調子(Hirajoshi)や雲井調子(Kumoijoshi)などは箏のスケールなんですが、鍵盤の水色部分を追って演奏していけば音を外すことはありません。聞いたこともないようなスケールでも、しっかりと日本の伝統的なスケールを使うことができます。これはほんとに便利です。2はルートを選びます。
Mappingを選択すると鍵盤の全体的な役割をみることができます。
右上にあるSound Presetで、CLASSIC、MODERN、VINTAGEなど、楽器の雰囲気を調整できます。
Mixerがあるのでリバーブもここでかけることができます。
それと⇒のinstを押すとその下にEQがでるので細かい設定もできます。
⇒Mainを押すとFXまで操作することができます!スゴイ!
最後にこの機能!モジュレーションホイールで制御できるこのパラメータは、琴ではToremoloとなっています。この機能は各楽器によって割り当てられる内容は変わっていて、キースイッチや音量・ベロシティーに加えて、表現が増えたことにより、繊細な音のコントロールをすることができます。至れり尽くせりのこの機能。強弱によって音を変えられるので表現方法に個性を加えられます。各楽器いろいろ試してみましょう。ボク自身も和楽器の奏法とかルールなんかを知りませんが、あまりルールにはこだわらず自分がカッコいいと思う音をつくれば良いと思います。
まとめ
伝統を重んじつつも、自由な発想で音楽を楽しむ
EastAsia音源は、東アジアの伝統楽器の音色を自由に楽しめる素晴らしいツールです。細かい設定が豊富で、自分だけの独自の音を作ることができるのも魅力の一つ。音量やアーティキュレーション、エフェクトなどを調整することで、まるで楽器を実際に演奏しているかのようなリアルさを再現できます。
しかし、和楽器だからといって伝統的なルールに縛られる必要はありません。自分が『これだ!』と思う音を作り、自由に楽しむのが一番大切です。伝統的な響きを活かすのも良し、他のジャンルと融合させて新しい音楽を生み出すのも良し。この音源を使って、あなたのクリエイティビティを思いっきり広げてみてください!それではまた!