【保存版】Cubaseコードパッド×モード(教会旋法)対応表|作曲に使える雰囲気一覧

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Cubaseで作曲しよう!

コードパッド × 雰囲気・用途 早見表

スクロールできます
Noプリセット名(日本語訳)雰囲気・おすすめの使い方
1Arena Chords
(アリーナ・コード)
大きく開かれた響き。壮大なバラードやロック・バラードに最適。ピアノやEP向け。
2Astral Synth Plucks
(アストラル・シンセ・プラックス)
プラック音用。浮遊感・未来感のあるエレクトロ系やアンビエントに。
3Autumn Breeze
(オータム・ブリーズ)
ジャジーで温かみのあるコード。落ち着いたピアノ曲や秋っぽいしっとり系BGMに。
4Blue Moon
(ブルー・ムーン)
ソウルフルなピアノコード。切ないバラード・R&B・Neo Soul向け。
5Bohemian Chords
(ボヘミアン・コード)
ロック調。アイコニックなロックバラード進行に。
6Can’t Help The Vibes
(キャント・ヘルプ・ザ・ヴァイブス)
ポップ系コード。現代的で軽快なポップやEPサウンド向け。
7Cinematic Ostinatos
(シネマティック・オスティナート)
繰り返し使えるコード進行。ストリングスでのシネマティックなBGMに最適。
8Circle of Melodies
(サークル・オブ・メロディーズ)
旋律を意識した進行。ピアノやギターでの作詞作曲に便利。
9Day Dreaming
(デイ・ドリーミング)
穏やかでメロウな進行。リラックス系のピアノ曲・ローファイ系にも。
10Default
(デフォルト)
標準的なコード。無難なコード進行で、練習やテストに最適。
11Eleventh Heaven
(イレブンス・ヘヴン)
7th, 9th, 11thが豊富。Neo Soul や ジャズっぽいコード感を出したいときに。
12Latin Sentiments
(ラテン・センチメンツ)
ラテン風コード。アコースティックギター系のラテンやボサノヴァ風の楽曲に。
13Modern Pop Keys
(モダン・ポップ・キーズ)
現代的なポップ。エレピやパッドでのコード演奏に◎。シンガーソングライターにも。
14Modern Synthwave
(モダン・シンセウェーブ)
シンセウェーブ向け。80s風シンセポップやレトロなBGMに。
15Moody Vinyl Colors
(ムーディ・ヴィニル・カラーズ)
ヒップホップ系コード。ローファイヒップホップやアンダーグラウンド系に。
16Neo Disco Superhit
(ネオ・ディスコ・スーパーヒット)
明るく現代的なディスコ。ポップファンク・ディスコリバイバル向け。
17Ninth Cloud
(ナインス・クラウド)
9thコード多め。幻想的な浮遊感のあるピアノやエレピに◎。
18Pompous Statements
(ポンプス・ステートメンツ)
ドラマチックで堂々とした響き。オーケストラ風BGMやシネマティックに最適。
19Rifting Deep
(リフティング・ディープ)
7thを活用。深みのあるメロウなバラードやオルタナ系にも。
20Seven Days
(セブン・デイズ)
ソウル系コード進行。ボーカル入りのR&Bなどにマッチ。
21Shades Of Blue
(シェイズ・オブ・ブルー)
メロウなピアノコード。夜の都会感・センチメンタルなムードに。
22Singer Hits
(シンガー・ヒッツ)
EP(エレクトリックピアノ)向け。シンガーソングライター系の王道進行。
23Style-ish Chords
(スタイリッシュ・コード)
おしゃれ系のコード進行。おしゃれなシンセ系ポップやCMっぽい曲に。
24Sunday Songs
(サンデー・ソングス)
ゆったり系のコード。休日に流したいローファイ・ボサノヴァ調にも。
25Sweet EPs
(スウィート・イーピーズ)
スイートで優しいコード。エレピでのR&B・Neo Soulに。
26Sweet Synth Chords
(スウィート・シンセ・コード)
甘くてポップなシンセコード。キャッチーなエレクトロポップに。
27Take A Breath
(テイク・ア・ブレス)
普通じゃないコード展開。予想外の展開やBメロで変化をつけたいときに。
28Touch Of Soul
(タッチ・オブ・ソウル)
ソウルフルでディスコ調。ピアノ・パッド系でグルーヴを出したい時に。
29Upbeat Pop Lift
(アップビート・ポップ・リフト)
アップビートでポップ。明るくて元気なシンセやポップチューンに。
30Urban Soulful RnB
(アーバン・ソウルフル・アールエヌビー)
アーバン系コード。EPサウンドと好相性のR&BやNeo Soulに最適。
31Write A Song With Feeling(ライト・ア・ソング・ウィズ・フィーリング)鍵盤での作曲支援。エモーショナルなポップや歌モノに。

モード(教会旋法) 早見表|特徴と感情的な印象

Noモード名(日本語訳)簡潔な特徴感情的な印象
1Ionian(アイオニアン)一般的な長調。明るく安定感がある王道・安心・爽やか
2Dorian(ドリアン)マイナーだけど6度が明るい哀愁+希望・切なさ
3Phrygian(フリジアン)2度が半音下がる異国風マイナー暗い・攻撃的・緊迫感
4Lydian(リディアン)#4で独特の浮遊感夢・浮遊・幻想的
5Mixolydian(ミクソリディアン)メジャーだけど7度が低い陽気だけど不安定
6Aeolian(エオリアン)一般的な短調物悲しさ・内省的
7Locrian(ロクリアン)不完全なスケール。減五度を含む緊張・不安・崩壊感

自分用に作りました。もし興味のある方はぜひ試してみてください!

Cubaseで作曲するとき表の使い方

  • まずキーを決める。
  • コードパッドで作曲したい曲の雰囲気で選ぶ。
  • モード(教会旋法)で曲の感情的な印象を決める。

コードパッド×モードの具体的な組み合わせ解説(例付き)

深夜の2時間DTMのお題『七夕の曲』です。まずはじめにどういうイメージの曲を作るか考えてボクは「七夕・願い・夜」なんかのキーワードを思い浮かべました。ここからコードパッドのBlue Moon(ブルー・ムーン)を選びました。かなりザックリですしかなりテキトーですが・・このときはこのコードパッドを使って8小節のコード進行を作りました。何度かパッドを押していい感じになるように仕上げます。

コード進行ができたら次はモード(教会旋法)を選びます。この時はDorian(ドリアン)を選びました。これを使って作ったコード進行をピアノで鳴らしながらDorian(ドリアン)でメロディーを作っていきます。そうなるとこの表の雰囲気の切ないバラード哀愁+希望・切なさをもった曲に近づくってわけです。

そしてこんな曲になりました。

曲の完成度は置いておいてなんとなくイメージしていた雰囲気は表現できたかなと思います。作曲法って沢山あると思うし今も色々試していますが、このCubaseの機能を存分に使った曲の作り方もおもしろいです。

まとめ

Cubaseのコードパッドは音楽理論を知らなくても直感的に作曲できる優れたツールですがプリセット名や響きの印象から使いどころを想像するのは意外と難しいものです。今回の早見表はコードの雰囲気やモードの特徴を感情的な印象で整理することで、「どんな場面で使えそうか?」がすぐに浮かぶように作りました。

自分用のメモとして作った一覧ではありますが作曲に迷ったときのヒントやアイディア出しのきっかけとして少しでも誰かの役に立てば嬉しいです。

ぜひ、あなたの楽曲制作の引き出しのひとつとしてご活用ください。

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