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DTM初心者必見!挫折せずに6年続けられた僕の体験談

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DTMは「挫折率が高い」とよく言われます。実際、僕も最初はまったくわからずかなり苦労しました。DAWの操作、音の出し方、作曲のすすめ方…。どれも初めてのことだらけです。

でも気づけば6年も経ってました。今でもDTMは僕の生活の一部になっています。この記事では、僕が 「DTMを挫折せずに続けてこれた理由」 を体験談ベースでまとめます。これからDTMをはじめる方や、今まさに挫折しそうな初心者の方に届けば嬉しいです。

続けるってむずかしいよね。

勉強・仕事をやりながらになるから大変なんだ

そうだね。僕なりのやめない方法を話すね

DTMを始めたころの混乱

音が出ない…!

最初につまずいたのは、やはりDTMあるあるの「音が出ない」という超基本的な部分でした。でも音が出ないっていろいろな原因があって、つい最近もあります。

当時はネットで調べてもわからなくて、仕方なくTwitterで質問すると反応はもらえたんですが画面を見せてほしいと言われて、個人情報がバレたらどうしようとか、始めたばかりで怖くてスクショを見せられなかったです。この音出ない問題はいろんな場面で起きるので「ふつうのこと」なので辛抱強く解決していきましょう・・・

「やめないこと」を目標にした

もしかしたら音がでないとか初歩的なことで、あきらめてやめる人も多いのかもしれません。でも、僕は最初から目標を立てていました。

  • やめないこと
  • 毎日DAWを開くこと

「やめない」ってこと自体を目標にすると目標としてはチョー敷居が低いとおもうんです。もちろんプロになりたいような方はこんな目標立てないと思いますが、僕にはこの目標がドンピシャにハマってるんですよね。それと毎日DAWを開くこと。これは操作を覚える、慣れるためにやりました。けっこう毎日なん時間も同じところで行き詰まってまったく進まず。なんて日もありました。

そんなときに期間が開くとイヤになってしまいそうで、操作を覚えるまでは機械的にPCオンしていました。6年経った今はDAWの基本操作は覚えたんで毎日開くことはやめましたが、「やめないこと」だけは今も変わらない僕の音楽人生のテーマです。実は僕、若いころにバンドを10年くらいやっていて、プロを目指してバンド活動をしていました。

でも、自分に才能がないと痛感しパッタリやめてしまったんです。「プロになれないなら意味がない」と思ったからです。でも20年以上経って、当時のバンド仲間がずっと活動を続けているのを見て気づきました。

プロにはなれなかったけれど、好きなことを続けている彼はカッコよくて羨ましかった。あの時やめないで今も続けていたら…別のカタチでもDTMに活かせたのかな。なので僕は誓ったんです。DTMは絶対にやめない。これを一生の目標にしよう。

小さな成功体験で楽しむ

バンドと違って自分の力で曲が完成できる

バンド時代は曲を形にするのがとても大変でした。意見がぶつかることも多く、なかなか完成しないこともしょっちゅう。その点、DTMは違います。自分ひとりの考えで曲を完成させられる。これは僕にとって最大の魅力でした。最初の頃は「ゲーム音楽でよく使われる定番のコード進行」をピアノで鳴らしてみて、そこにメロディを乗せてみたりしました。出来は拙いものでしたが、それでも「自分の曲ができた!」という満足感は大きかったです。

「そのときからずっと使っている愛用キーボード。コードを鳴らしたり、メロディを試したりするのにMIDIキーボードがあると圧倒的に楽になります。どんなものでもいいですがキーボードはあったほうが効率いいです。

DTMもひとりで行き詰ってくると「もしドラマーが叩いたら?」「ベーシストならもっと面白いフレーズを弾くよな?」なんて想像もします。でも、それも含めて一曲が完成したときの喜びは本当に最高です。

曲を聴いてもらって落ち込む…

一番最初に作った曲っぽいものは、バンド時代の友達に聴いてもらいました。正直に感想言って!ってお願いしたらかなりのダメ出し…(笑)。それはそれは落ち込みました。その後はTwitterに「初心者です。はじめて作曲しました」と投稿してみました。最初は恥ずかしかったけれど、思いのほか好意的な反応をもらえたんです。初心者に対してみんな本当に優しいんだなと感じました。

助けになった教材たち

独学を続ける中で、教材や本も大きな助けになりました。特に役立ったのは以下の3冊です

これらがあったからこそ、完全初心者だった僕でも「とりあえず曲にできた!」という小さな成功体験を積み重ねられました。

「本で学ぶのも大事ですが、結局触ってみないと始まらないので、初心者はまず廉価版のDAWから始めるのがおすすめです。僕はCubaseを選びましたが、Studio Oneも人気ですね。」

6年続けて見えたこと

家族を優先すること

ここが僕にとって一番大事なポイントです。僕には妻と子供が3人いますが、DTMはあくまで趣味。だから家族の要望や生活をすべて優先しています。それがあるからこそ、DTMを何年も継続できている。趣味と生活のバランスが取れているから心から楽しめるんです。

本業で心が滅入るときもDTMをやっているときは嫌なことなんか忘れて音楽に没頭できます。これ、ホントにDTMやっててよかった!って思ってます。

挫折する人の共通点

逆に「これをやると挫折する」と思うのは、最初から自分に期待しすぎること。プロ志向の方はまた別ですが…

  • 「有名ボカロPみたいになりたい」
  • 「有名作曲家に追いつきたい」
  • 「高すぎるYouTube登録者数」

こういう気持ちにとらわれると、焦りや比較が勝って楽しめなくなります。(僕の場合)僕はYouTubeのチャンネル登録者数も一切見ませんでした。もちろんこれはほんの一例としてお読みください。

今でも意識していること

今も意識しているのは、自分のペースでやること。同じ時期に始めた仲間がプロになったり、登録者数が何万も伸びたり…。そういうのを目にするとどうしても心が揺れます。でも僕は僕。Youtubeでもあのジャンルを集中的に曲を作れば必ず伸びるんだよな。なんて考えたりもしますが、そもそもそのジャンルがあまり好きでもなければ続かないし、つまらないので手は出しません。とにかく自分が楽しく曲を作れること。その時々によって作りたい曲も変わるんですが、いつも好きなことを追い求めてます。

自分のペースで続けることが、DTMを長く楽しむ一番のコツだと信じています。ボカロPでものすごいクオリティの曲を作る人が、有名になれないとパタっとDTMをやめてしまうという方をよく見ますが、本当にもったいないと思います。チョー才能あるのに!!僕は才能はないですが、バンドと音楽をパッタリやめてしまった昔の自分に重なります。どうか音楽はやめないで欲しいなと思います。

まとめ

DTMは確かに挫折率が高い趣味です。

でも僕は、

  • 「やめないこと」を目標にした
  • 小さな成功体験を積んだ
  • 教材に助けられた
  • 家族を優先した
  • 自分のペースを守った

こうしたことを意識してきたからこそ、6年間ずっと楽しめています。もしあなたが今「DTM難しすぎてやめたい」と思っているなら、まずは音を鳴らすだけでもいいんです。完成度なんて気にせず、とにかく「やめないこと」それが挫折せずに続けられる一番のコツです。 

→ 「これから始めるならこの最低限があれば安心。ご興味ありましたらぜひご覧ください」

  

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