Cubase初心者におすすめだった本|5年前の1冊で学んだ僕の始まりと今

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Cubaseを始めた当初、何をどうすればいいか全くわからなかったDTM初心者の僕が頼ったのはたった1冊の入門書でした。それが『基礎からわかるCubase AI 10/LE 10』です。今ではCubaseもバージョン14の時代に入りましたが「この古いCubase入門本は今でも使えるのか?」「これからCubaseを始めたい初心者にも役立つのか?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。実際、僕はこの本を使ってCubaseの基礎をしっかりと学び、DTMの始め方から音楽制作の流れまでを身につけました。それ以来Cubase一筋で5年以上、曲を作り続けています。

この記事では、そんな僕のリアルな体験談をもとに、Cubase初心者がこの本で何を学べるのか、そして現在のCubaseとどのように違うのか?を正直にお伝えします。
「古いけど、学べる」――そんな入門書の価値を、あなたもぜひ確かめてみてください。

Cubaseめちゃムズいよね・・

一歩ずつ進めばいいんだ!

5年前のCubase本、今でも使える?

まずはじめに「Cubase10.5~Cubase14での基本操作は変わっていません」今みても勉強になりました。

Cubaseを始めたばかりの頃、右も左もわからなかった僕が出会ったのがこの本でした。『基礎からわかるCubase AI 10/LE 10』古い本ですが、今でも「読んで良かった」と思える内容が詰まっています。ボクが使い始めたのはcubase10.5ですがこの本ですべて学べました!でも、今からこの本で学ぶ人にはいくつか注意点もあります。この記事では、実際にこの本でCubaseを学んだ体験と現在(Cubase 14など)との違いをふまえて今でもおすすめできるかどうかを解説します。

この本で学べたこと:Cubaseの基礎を“体験しながら”理解できた

実際に読んでみて良かった点を紹介します

  • プロジェクトの作成〜保存まで、丁寧な手順で解説
  • コードトラックや付属ループの使い方が初心者向けにわかりやすい
  • 画面写真が豊富で、操作を真似しやすい

当時は動画で学ぶ習慣がなかった僕にとって、この本は「読みながら操作して覚える」理想的な教材でした。

5年前から久しぶりに開いたらマーカーペンがぎっしり引いてありました(マジメ)

Cubase 10.5と現在(Cubase 14)の違い

とはいえ、Cubaseは年々進化しています。10.5から現在までに変わったポイントの一部を紹介します

  • UIの違い:見た目や配置が少し変わっている
  • コードアシスタントの進化:より直感的にコード入力が可能に
  • Sampler Track 2やSpectraLayers Oneの追加(Pro版など)

この本に書いてある操作が、そのまま現在のバージョンで通用しないケースもあります。でも、cubaseでの基本操作や音楽づくりの基本的な流れは変わっていません。

僕はこうしてCubaseに慣れていった:とにかく毎日開いた

正直言って、Cubase 10.5は操作がめちゃくちゃ難しかったです。

初めて起動したときは、「どこを押せば音が出るの?」という状態で、何をするにも手探りでした。なんで音が鳴らないか全くわからくて、この本でオーディオインターフェースの設定などcubaseを鳴らすための知識を学びました。とにかくcubaseを使えるようになりたかったので自分自身にルールを作りました。めちゃユルいルール。

「毎日1回はCubaseを開く」

というシンプルなルールを決めました。1日1分でもいいから触る。何か作れなくてもいいから、とりあえず開く。この本を片手に、わからないなりに画面と向き合って、少しずつ「こうすれば録音できる」「こうやってループを並べるんだ」とわかってきたんです。気がつけば、1曲まるごと形にできるようになっていて、「あ、DTMってこうやって身についていくんだな」と感じたのを覚えています。

5年後でも、この10.5で作った曲がYouTubeで1番人気

それから5年経って、Cubaseの操作にも慣れて、いろんなプラグインや機材も使うようになりました。でも不思議なことに、今でもYouTubeで一番再生されている曲は、このCubase 10.5で作った1曲なんです。当時は音楽制作なんて右も左もわからない状態だったけど、「とにかく毎日触る」と決めて続けたことで、その曲が生まれました。今でも最初の1曲に対する感動は特別で制作の原点として大切にしています。

今ならどう学ぶべき?おすすめの補完教材

この本は「Cubaseの基本的な考え方」を学ぶには今でも十分使えますが今のCubaseの操作や新機能を学ぶには補完が必要です。現在Cubaseを学ぶなら、以下のような教材や動画と併用するのがおすすめです

最新バージョン対応の書籍

Steinberg公式のYouTube解説動画

UdemyのCubase講座

2025.5現在ではCubase12の講座しかありませんでした。ボクは以前、『Photoshop』を勉強するためにUdemy(有料)をやった経験があるんですが、内容的にはネットで検索すればすぐに見つかるものでした。ですので個人的意見ですがCubaseを勉強するのは書籍や動画のYouTubeで十分だと思います。

この本を使うなら、こんな人におすすめ

  • Cubase AI/LE 10〜10.5をまだ使っている人
  • 一度紙の本でじっくり学んでみたい人
  • 中古で安く手に入れた or 手元にある人
  • 現在のCubaseを使っていても基本をしっかり復習したい人

五年たった今、この記事を書くために少し読み返しましたが当時チンプンカンプン内容が解るようになっていました。それと新たな発見までしました。「フリーズトラック」を作るっていうやつですが、一時的にMIDIをオーディオ化するっていう機能のようです。知らなかった・・・最近はミックス前にオーディオ化はしてるんですけど。「フリーズトラック」という言葉を覚えただけでも勉強になりました。

ある程度、操作を覚えてから読み返す本もまたいいものです。

まとめ:今では古い本だけど、初心者の心強い味方だった

この本でCubaseの基本を理解できたおかげで、今の制作スタイルの土台ができました。ただ、Cubaseはどんどん進化しています。この本を活かしつつ、今のバージョンに合った知識をプラスすることが大切です。「今から買うなら最新対応の教材をおすすめしますが、手元にこの本があるなら、まだまだ使えます!」

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