楽曲イメージストーリー
草原の広がる美しい大地に、勇敢なパーティーが旅をしていました。
彼らはさまざまな困難を乗りこえ、新たな仲間を得て共に冒険を続けていました。
しかし、そのパーティーのなかで名を冠した剣士であるセリアスは心に影を抱えていました。
セリアスはかつての戦いで仲間を守れなかったことをくやみ悪夢にうなされる日が続きました。
夜がおとずれパーティーはテントをかまえ焚火をともしました。しかし、セリアスは一歩引いてひとりで座り、その悲しみにしずんでいました。
焚火のそばで、仲間たちはセリアスの様子に気づく。アリアンナという賢者が優しく声をかけました。「セリアス、君の心が重いのは分かるよ。でも、君は一人じゃない」
セリアスはうなずきましたが、心の奥底に闇が残ったままでした。すると、グライソンという弓の名手が立ち上がり、「セリアス、君の力になりたいんだ。君が抱える悲しみを分かちあおう」
パーティーは焚火の周りにすわり、アリアンナが語り始めました。それは彼らの冒険や友情、そして敗北と再起の話でした。仲間たちはそれぞれが抱える悲しみや失敗をうちあけ共感しあいました。
セリアスもまた、心の奥底に秘めた感情を仲間たちと分かちあいました。彼の語りは切なく、しかし同時に仲間たちの心に響きました。焚火の炎がゆれ仲間たちの絆が深まっていきました。
セリアスの語りが終わると、パーティーは互いの手を取り力強くうなずきました。セリアスの心には温もりがもどり、仲間たちの支えが光となって炎とともに輝いていました。
夜が明けると新たな冒険への準備がととのいパーティーはふたたび旅立ちました。セリアスは仲間たちと共に、過去の闇をのりこえ、新しい未来へと歩み出すのでした。