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「作曲初心者が“本当に1曲完成できた”唯一の入門書!」
ボクはこれまでいくつもの作曲本に手を出してきました。どれも理論的で読んでいるだけで「ねむくなってくる」そんなことも多かったです。でもこの『作りながら覚える 3日で作曲入門』だけは違いました。
とにかく読みながら手をうごかす。考える前にまず作ってみる。それがこんなに楽しく気持ちよく1曲が完成するなんて思ってもみませんでした。
ボク自身がCubaseで初めて曲を作りYouTubeにアップするまでできたのはこの本のおかげ。作曲初心者のボクがなぜこの本で曲を完成できたのか。どんな気づきがあって何が他の本と違ったのか。実体験をもとにくわしくレビューしていきます。
この本はどんな人におすすめ?
- 作曲に興味があるけど、何から始めればいいか分からない人
- DAWは持ってるけどメロディーやコードをどう作ればいいか分からない人
- 最初の一曲をとにかく完成させたい人
- 音楽理論より実践重視で学びたい人
書籍情報:『作りながら覚える 3日で作曲入門』
- 書名:作りながら覚える 3日で作曲入門
- 著者:monaca:factory(10日P)
- 出版社:YAMAHA
- 対応ソフト:Windowsフリーソフト「Domino」Mac「Garage Band」(他DAW応用も可)
- 特徴:初心者でもいきなり1曲作れる超実践的な構成
実際に読んでやってみた感想・体験レビュー
特に印象に残った章とフレーズ
この本を読み始めてまず衝撃をうけたのが「1日目」のタイトルでした。
「まず1曲、作ってみよう。」
え? もう作っちゃうの?と思わずページを見返しました。
ボクは「3日間の作曲合宿」のようなノリで少しずつ学びながら進むのかと思っていたのですが
まさか初日から“いきなり1曲”作れるとは…!
のちにいろいろな作曲本を読むことになりましたが「まず作ってみよう」と真正面から背中を押してくれる本はこの一冊しかありませんでした。本のタイトル『作りながら』っていうのはこのことでした。理屈よりも「手をうごかせばできる」というスタンスに初心者のボクは本当に救われました。


Cubaseで「きらきら星」を打ち込んでみたら…
この本ではWindows向けの作曲ソフト「Domino」を使って解説されていますがボクは普段使っているCubaseでチャレンジしました。本に載っているスリーコード(C・F・G)を使ってまずは「きらきら星」をMIDI入力。最初は手さぐりでしたがコードとメロディがピタッと調和した瞬間思わず感動してしまいました。
さらにシンプルな8ビートのドラムとベースラインを加えることで「たったこれだけなのにしっかり曲になってる!」という驚きと喜びがありました。こんな風に誰もが知っている童謡を打ち込むだけでもDAW(Cubase)の操作に自然と慣れていくんです。初心者にとってはこれだけでも大きな前進ですしこの体験が「次の曲も作ってみたい」と思える第一歩になりました。
一番勉強になったのは「コード進行ドリル」
この本で一番勉強になったのは間違いなくコード進行を作るためのドリルでした。トニック、サブドミナント、ドミナントそれぞれのコードの役割を理解するにはこれ以上ないくらい実践的でわかりやすい練習です。
今でこそある程度の理論は分かりますが当時は完全な初心者。それでもこのドリルは感覚的に「こう動くと気持ちいいんだ」と理解できる構成になっていました。しかもこのドリルは紙とペンでやるんです。「一曲を通してコード進行を決めてみよう」という課題のもと与えられた選択肢から自分なりにコードを組み合わせてみる。
すると驚くことに本当に自然で気持ちのいい進行が完成するんです。これは作曲未経験の人にこそやってほしい内容です。「コード進行って難しそう…」と思っていたボクにとってこのドリルは作曲の仕組みを肌で感じることができた貴重な体験でした。


雰囲気はコード進行だけでも作れると知った
この本の後半には、「ジャンル別のコード進行サンプル」が10種類ほど載っています。
たとえば
- 「バトルのテーマ」
- 「きらきらポップス」
- 「切ないバラード」など…
最初は正直「コードだけで何が変わるんだろう?」と思っていました。でも実際にこのコード進行をそのまま使って何曲か作ってみたところ驚きました。
コード進行だけで、ちゃんと雰囲気がでる
メロディやリズムが決まっていなくてもコード進行だけで「これはバトルっぽいな」とか「かわいい雰囲気になった!」と感じられる。その体験でコード進行の力を実感し理解できたんです。それ以来ボクの中で「コード進行を決めること」は曲づくりの最初の大事なステップになりました。
今でも支えになっている“あの名言”
この本の中で今でもボクの心に強く残っている言葉があります。
「完成!って言ったもん勝ち」
これ、本当にその通りなんです。作曲を始めたばかりの頃ってどうしてもプロの曲と比べてしまったりSNSで流れてくる上手な人の作品を見て自分の曲が恥ずかしく感じたり……。
だから「完成」と言えずにいつまでも曲が仕上がらない。でもこの言葉に出会ってからボクの意識が変わりました。実際この言葉を信じて人生で初めて作った戦闘曲を当時のTwitterに投稿しました。
技術的にはまだまだだったかもしれないけど自分なりに「完成!」と決めたから公開できた。そしてその一歩があったからこそ今もこうして長く作曲を楽しめているんだと思います。作曲活動をやればやるほど納得いかなくなってくる。そうなったときにいつも初心に帰って「今の実力はこれ!」と開き直り「完成」としています。あの時の自分にそしてこれからの自分にも必ず思い出すようにしている。この言葉に心から感謝しています。


この本で完成した“人生初の戦闘曲”はこちら!
- タイトル:初めて作った戦闘曲
- 使用DAW:Cubase AI 全て付属音源を使用
- コード進行:本書のバトル風コードをベースに制作
これが初めてTwitterに投稿した曲です。確か当時みんな優しかった思い出があります。なんともいえない出来ではありますがはじめてにしてはいいんじゃないですか・・逆に今ではこんな感じでは作れないと思います。(新鮮)
この本で得られた3つの気づき
- 「完成!」と決めることの大切さ
→ 完璧じゃなくていい形にすることがスタート - コード進行のパターンが“雰囲気”を決める
→ 難しい理論よりまず“体感”で覚えられた - 「やってみる」から始まる理解
→ 頭だけじゃなく手を動かすことで理解が進んだ
よくある疑問にも答えます!
Q. DAWがCubaseやLogicでも使えるの?
A. Dominoでの解説ですがコードやメロディの考え方自体はDAWに共通して使えます。ボクはCubaseで実践しました!
Q. 音楽理論が分からなくても大丈夫?
A. むしろ理論を知らない人こそおすすめ。理屈より「まず作ってみよう」がコンセプトなので感覚で理解できます。
どこで買える?
さすがベストセラー!!バージョンアップ版2.0がでていました!!
まとめ|この本がなかったら作曲を始められていなかったかもしれない
「作曲って難しそう」「理論がないと無理」と思っていたボクが最初の1曲を完成させることができたのはこの本のおかげです。これから作曲にチャレンジしたい方には、ぜひ最初の1冊としておすすめします!
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